電子書籍フォーマット「EPUB」

「日経エレクトロニクス」8月23日号電子書籍フォーマット「EPUB」の解説があります。特徴は大きく以下の3点。
 ・フリーでオープン
 ・リフロー対応
 ・コンテンツの拡張
EPUB」は、「仕様書がWEBで公開されており、自由に開発可能」、「画面の幅、文字の大きさによってレイアウトが動的に変化」、「コンテンツを拡張して、例えばコンテンツの記述にMathMLを使えば、標準では表現しきれない複雑な数式の記述も可能」といった特徴があるそうです。また、現在、次期バージョン「EPUB2.1」の策定作業中で、その過程もWEBサイトで公開されているとのこと。
話は変わりますが、最近の「日経エレクトロニクス」のページの薄さには目を覆うものがあります。今号は146ページですが、前後は98ページと100ページを割っていました。皮肉にも電子書籍とは裏腹に、紙媒体の厳しさを象徴しているようです。出版業界、電子電気業界共々、頑張って欲しいものです。